2016年 大山夏山開き祭
大山夏山開き祭の前夜祭として行われる、松明行列です。
毎年、6月最初の週末に行われ2000人もの人が松明を掲げ、大神山神社の参道を照らします。
大山登山の安全を祈願するためのお祭りで、今年で70回目を迎えるとか。
真っ暗な参道を多くの松明が照らす様は尊厳な雰囲気を醸し出します。
今年はあいにくの雨模様
梅雨入りの時期と重なってしまうため、この日もあいにくの雨模様。
遠くからせっかく来たのに中止・・・何てことはなく、雨天決行ですのでご安心を。
参道はかなり滑りやすくなりますので、傘よりはレインスーツなどで両手をフリーにしておくことをお勧めします。
もちろん靴などは滑りにくく、防水タイプのものをお勧めします。
神事が始まると逆走はできませんので、あらかじめお参りを済ませておきましょう。
日暮れと共に松明に火が灯っていきます。開始直前、写真では伝えきれませんが、辺りを不思議な空気が包み始めます。
神事が始まりました。松明を掲げ参道を練り歩きます。
明かりは松明の炎だけ。
初めのうちは高い位置から撮影していたのですが、このまま最後まで同じ場所にいるのは勿体ないような気がしたので、流れに乗って歩きながら撮影することに。
松明の行列の中に入ると上から見ているのとはまったく違う"一体感"のようなものを感じ感動してしまいました。
あいにくの天気でしたが心から来て良かったと思えました。
かなり暗い中での撮影となるので、歩きながらの撮影は明るいレンズと高感度となってしまいます。
手持ちで取れないほどではありませんでした。
私は iso1600 ss1/30~60 f1.8~2.8 くらいを基準に微調整しながら撮影しました。
最後にたいまつのお焚き上げを。
周りを多くの人が囲い神聖な炎をながめていました。
今年が初の参加だったのですが、予想以上によかったです。
写真を撮るためたいまつ行列に加わることはできませんでしたので、来年はたいまつを持って歩いてみたいですね〜。